音
うさちゃん
うさちゃんがどんな生活をしているのか少しだけ知れたような気がして嬉しかったです。
そして、ひとに知りたいと言われるのはこんなにも嬉しいことなんだなと驚いたよ。わたしもうさちゃんのこと知りたいな。
切実な気持ちというのは、まったく自分の裡にのみ大きくじわじわと漂い、血が滲み浸透していくかのごとく痛ましくそこにある。言葉にした瞬間、粉々と散りばまり、風に吹き荒らされ、生をなまなましく主張するこの眼でさえも捉えられなくなってしまうものだ。
己のみが自身の浮遊する霊魂のかけらを朧げに掴みかけており、決して越えることのできない境目をよろこばしくも冷たい瞳で眺めるのである。
骨が、肉が、体内で弾け、空気が送られる心臓はひとつの鼓動を打つたびポンプ式に膨らみ、はちきれそうになったところで勢いよく爆発する。
あと一歩踏み出せばあしもとからぼろぼろと崩れる崖の上で沈黙する他なくなってしまう。
それでもわたしは身体の中心に流れる微かな音を呼吸と交えて放出してみたい。
たとえそれがただの音だとしても。
質問コーナー
・すきな数字と色は?
すきな数字 2と15
色 青系と透明 水色が特に好き
・東京のすきな場所
・大好物は?
カレー!
うさちゃんにも質問
・すきな数字と色は?
・すきな場所
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